輪王寺 護摩堂 七福神制作  1997

 (恵比寿・布袋・福禄寿・寿老人)

 

 制作は漆仕上げまでを行った。現在は輪王寺により、全身に金箔が施され護摩堂に安置されている。常時拝観可能。

 

 彫刻担当 三輪途道

      三浦康道

《制作概要》

 輪王寺に現存している七福神の内(大黒天・毘沙門天・弁財天)に残りの4体(恵比寿・布袋・福禄寿・寿老人)を補うという形で制作を行った。

 寸法は、恵比寿は大黒天の像高に合わせ、布袋・福禄寿は恵比寿の大きさを基準にした。寿老人だけは、毘沙門天の像高に合わせたため、他の3体に比べると、一周り小さな像になっている。

 大黒天の表情が若く、厳しい表情に仕上げられているため、恵比寿も若くしまった表情に仕上げた。バランスを取るため、布袋・福禄寿・寿老人もできる限り、微笑みをおさえた表情にした。

 また、輪王寺七福神としてのオリジナリティを持たせるため、恵比寿の烏帽子の飾りに輪王寺の紋を彫りこみ、寿老人の持物には、宝物館の如意に倣ったものを持たせた。四体全て、四方框に岩座をおき、現存している像に合わせ玉眼を入れた。